1984年6月21日「ファミリーベーシック」発売

画像はAmazon.co.jpより引用

33年前の今日6月21日は、「ファミリーベーシック」が発売された日

「ファミリーベーシック」とは

1984年に任天堂から発売されたファミリーコンピュータの周辺機器の一つである。BASIC言語を組み込んだロムカセットと、ファミコン本体のエキスパンドコネクタに接続するキーボードの2点をファミリーコンピュータに接続することで、BASIC言語によるプログラミングができる。

ゲームプログラミングの“GAME BASICモード”の他、電卓機能の“カリキュレータボード”、音階入力による音楽制作機能の“ミュージックボード”、ワードプロセッサのような機能を持つ“メッセージボード”、バイオリズムに基づいた簡単な占いと生誕からの総経過日数の算出をする“占い”など、様々なモードが搭載されている。

プログラム自体はROMカートリッジに一時的に記録できる。データの保存および保存したデータの読み込みには主にカセットテープを使用。テープへの読み書きには、別売りの専用データレコーダもしくはモノラル録音再生のテープレコーダが必要である。書き込みや読み込みに時間がかかる、一つのテープにいくつも記録すると早送りや巻戻しが大変、テープやコードの接触部分の劣化によるリードエラーが頻繁に発生するなど問題が多かった。

プログラム実行のために使えるメモリ容量は1,982バイトと非常に少ない。そのため少ないメモリでゲームを作るには、ROMに入っている「キャラクターテーブル」を活用。これを指定して組み合わせれば、背景キャラクターを作成することができた。

1985年2月21日には、GAME BASICモードに特化したアップバージョン版「ファミリーベーシックV3」が発売された。プログラム実行メモリ容量は4,086バイトと約2倍になった。

1984年(昭和59年)のその頃は

1万円(福澤諭吉)・5千円(新渡戸稲造)・千円(夏目漱石)の新札発行。

●任天堂から『ゴルフ』(ファミリーコンピュータ)発売。

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