1986年7月30日『がんばれゴエモン!からくり道中』(コナミ)発売

画像はAmazon.co.jpより引用

31年前の今日7月30日は、『がんばれゴエモン!からくり道中』が発売された日

『がんばれゴエモン!からくり道中』とは

1986年7月30日にコナミより発売されたファミリーコンピュータ(FC)用アクションゲーム。安土桃山時代に実在した盗賊、石川五右衛門をモデルにしたゲームで、以降コナミの看板作品となった『がんばれゴエモン』シリーズ初代作品。

当時のCMやパッケージ裏の謳い文句にもあるように、FC初の2メガビットロムカセットで、豊富なROM容量を活かした広大なマップと膨大な数のキャラクターを大きな売りとしていた。ちなみに『ドラゴンクエスト1』の容量は64キロバイト(512キロビット)。これはガラケーの待ち受け画像程度の容量。1メガビットは1024キロビット。『がんばれゴエモン!からくり道中』は『ドラゴンクエスト1』の4倍の容量だったことになる。とは言え、スマートフォンで撮る写真一枚よりも容量が小さい。

情緒あふれるグラフィックとサウンド、それに音声合成の「御用だ!御用だ!」は秀逸。

ステージは全部で104面あり、13面ごとに1つの国が完結する形となっている。西から江戸に向かって肥後国、出雲国、備前国、摂津国、近江国、尾張国、信濃国、江戸の順にクリアしていく。

ステージクリアのための条件として、関所通過のための通行手形を集める必要がある。地下通路や3D迷路に落ちている通行手形を拾ったり、店で売られている闇手形を購入したりなどで手形を3つ集めた上で関所に到達しなくてはならない。(一部、手形を取る必要がない面もある)

ステージ上をぴょんぴょん跳ねると隠し階段が現れたり、アイテムが出現したりする。落下する岩、空中を飛ぶ敵が落とす落下物(鳥のフンなど)、フィールドを転がってくる米俵などの障害物も存在し、接触するとダメージを受ける。破壊は不可能だが、装備するアイテムなどで回避できることも。

町の外を歩くキャラクターは基本的に全て敵であり、時には通り過ぎる篭屋に触れると連れ去られてしまうなどの事態も起こる。

ステージが進む毎にマップがかなり複雑になっていくため、マップ構成や隠し通路の位置を把握する必要がある。

入場できる民家の内のひとつに迷路屋が存在し、お金を払って3D迷路に挑戦できる。中にはお金や大入り袋(1UPアイテム)、通行手形と言ったアイテムが落ちているが、1度入ると出口に到達するまで出られなくなる。

複数のマップが通路や隠し通路で繋がれた階層構造になっており、面が進むに連れて広大・複雑化していく。制限時間も存在するため難易度が高い。アクション要素に加え、謎解き要素も含まれており、アドベンチャーゲーム的な要素もある奥深い作品。

Wii Uニンテンドー3DSにてバーチャルコンソールにて配信中。

1986年(昭和61年)の出来事

FIFAワールドカップメキシコ大会開幕。

・12月19日に任天堂より『光神話 パルテナの鏡』(ファミリーコンピュータ ディスクシステム)発売。

『がんばれゴエモン!からくり道中』作品概要■

ジャンル アクション
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売元 コナミ
人数  1~2人

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