1984年7月31日『ロードランナー』(ハドソン)発売

画像はAmazon.co.jpより引用

33年前の今日7月31日は、『ロードランナー』が発売された日

『ロードランナー』とは

1984年7月31日にハドソンより発売されたファミリーコンピュータ用アクションパズルゲーム。元はダグラス・E・スミスにより考案され、1983年にブローダーバンドから発売されたもの。

日本では、ハドソンがファミリーコンピュータ用に移植した本作が特に知名度が高い。ファミコン初のサードパーティー製ソフトとして語られる事も多いが、実際には『ナッツ&ミルク』の方が3日早く発売されている。

『バンゲリングベイ』『チョップリフター』とともに、バンゲリング帝国三部作の一つと言われており、世界観を共有する3作品となっている。バンゲリング帝国とは未知の機械化人間の集団であり、彼らの次元波動機は次元と空間を自在に操るという。ファミコン版のパッケージに描かれているドクロ状の姿をした影が帝国兵サイバーダインである。

『ロードランナー』は、バンゲリング帝国に強奪された金塊の奪還を目的としており、敵に捕まらずにステージ内にある金塊を回収して脱出する。

プレイヤーはを掘るためのレーザーガンを装備しており、床に穴をあけて下の階層に移動したり、掘った穴に敵を落としたりして障害をクリアしていく。アクションゲームにして、パズル性も兼ね備えている作品。タイトルの「Lode」は坑道の意味。「Load」や「Road」と間違われることが非常に多い。

オリジナル版『ロードランナー』は一画面のみで構成。これを移植したハドソンはスクロールする二画面構成に変更。ファミコン初の横スクロール画面ゲームとして知られている。

このゲームの主人公ランナー君が、かつては悪の手先として働かされていたロボット(グラフィックはこのゲームの敵キャラのもの)だったというスピンオフストーリーが、後の人気シリーズとなる『ボンバーマン』である。

翌85年に上級者用の『チャンピオンシップロードランナー』を発売。全50面構成で10面まではステージ画面のセレクトが可能。

スマートフォン向けにも作られている。2013年1月17日にTozai Gamesより「Lode Runner Classic」(iOS/Android)、2017年5月18日にネクソンより「Lode Runner 1(ロードランナー1)」(iOS / Android)が配信された。

また、Wii Uにてバーチャルコンソールで配信中。

1984年(昭和59年)の出来事

グリコ・森永事件発生。

・2月2日に任天堂より『ピンボール』(ファミリーコンピュータ)発売。

『ロードランナー』作品概要■

ジャンル アクションパズル
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売元 ハドソン
人数  1~2人

 

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