1997年6月20日『ファイナルファンタジータクティクス』(スクウェア)発売
画像はAmazon.co.jpより引用
20年前の今日6月20日は、『ファイナルファンタジータクティクス』が発売された日。
『ファイナルファンタジータクティクス』とは
1997年にスクウェアから発売されたファイナルファンタジーシリーズの外伝的な作品で、PlayStation用のシミュレーションRPGである。制作陣には、松野泰巳(ディレクション・シナリオ担当)・吉田明彦(キャラクターデザイン担当)が参加している。
『タクティクスオウガ』のシステムである3Dマップの斜め見下ろし型と、『ファイナルファンタジー』・『ファイナルファンタジーIII』・『ファイナルファンタジーV』の「ジョブチェンジ」が組み合わされている。
国家間の問題や貧富の差が題材の社会派ストーリーである本作は、ファイナルファンタジーシリーズとしては異色のの雰囲気となっている。
ストーリー
太陽と聖印に護られた双頭の獅子が納める国・イヴァリース・・・
“五十年戦争”の敗北より1年後
前王の病死により即位することになった王子はわずか2歳
その後見人が事実上の王といえる後見人は王妃の実兄・ラーグ公が有力視されていたが
王妃の支配を恐れた議会がラーグ公を排斥
前王の従弟にあたるゴルターナ公を摂政に任命し、後見人とした
ゴルターナ公とラーグ公はどちらも先の“五十年戦争”において
多くの武功を挙げた将軍同士
ゴルターナ公には王家に仕える有力貴族の大半が味方したが
“五十年戦争”のツケによって没落した貴族や職を失った騎士らはこぞってラーグ公を味方した
黒獅子を紋章とするゴルターナ公と白獅子を紋章とするラーグ公
後に“獅子戦争”と呼ばれる戦乱の始まりである・・・
『ファイナルファンタジータクティクス』OPより引用
「ジョブ」と「アビリティ」システムが導入されており、消費することで新しい「アビリティ」を習得できる「ジョブポイント」が存在する。ワールドマップ上でイベントの起こる箇所に移動するか、ランダムエンカウントの起こる箇所を通過すると戦闘が発生する。
戦闘が始まるとチャージタイム (CT) 値が溜まっていく。最初に最大値の100になったユニットがアクティブターンとなり、ユニットを移動させる「移動」と、攻撃やユニットの持つアビリティを使用できる「行動」のコマンドを行うことができる。どちらも行わずに「待機」することで次にCT値を若干保持しておくこともできる。
基本的に相手を全滅させるか勝利条件を満たすことで勝利となる。
『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』として移植されており、PlayStation Portable版が2007年5月10日に発売、iOS版が2011年8月4日、Android版が2013年2月14日に配信。また、2009年5月13日にはゲームアーカイブスでオリジナルのPS版が配信された。
1997年(平成9年)のその頃は
●消費税率が5%になった。
●ソニー・コンピュータエンタテインメントから『みんなのGOLF』(PlayStation)発売。
■『ファイナルファンタジータクティクス』作品概要■
ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | PlayStation |
発売元 | スクウェア |
人数 | 1人 |