1985年7月18日『ドアドア』(エニックス)発売

画像はAmazon.co.jpより引用

32年前の今日7月18日は、『ドアドア』が発売された日

『ドアドア』とは

1983年にエニックスから発売されたPC用アクションゲームで、1985年7月18日にエニックスのファミリーコンピュータ参入第1弾タイトルとして発売された作品。

エニックス主催の「第1回ゲーム・ホビープログラムコンテスト」で、賞金50万円の優秀プログラム賞(準優勝)を受賞。

後のチュンソフト代表取締役 (現在はスパイク・チュンソフト代表取締役会長、ドワンゴ取締役)の中村光一氏が、学生時代に作った作品であり、中村氏の出世作である。中村氏は、堀井雄二氏が手掛けていた『ポートピア連続殺人事件』の開発、『ドラゴンクエスト』シリーズ(I~V)の開発を手掛けており、レジェンドプログラマーともいえる。

主人公のチュン君を操作しながら、敵キャラクターを誘導し、ドアを開いて閉じ込めていく。ドアはノブの付いている側から通過すると開く仕組みになっており、開いたドアを敵キャラクターに通過させることでドアに入れることができる。ステージ上の全ての敵キャラクターをドアに閉じ込めればクリアとなる。ドアに入った敵キャラクターはしばらくすると出てくるため、その前にドアを閉めて閉じ込める。全20面。

ステージは1画面で構成されており、ドアの他には階段・滑り台・敵キャラクターしか昇降できない網・チュン君しか昇降できないハシゴなどがある。

チュン君の動きは上下左右とジャンプ。

敵モンスターは4種類。

  • ナメゴン:ナメクジ。追いかけてくる。
  • インベ君:ピンクのクラゲ。チュン君との間に階段があると上に昇る。
  • アメちゃん:青い軟体生物。チュン君との間に階段があると下に降りる。
  • オタピョン:オタマジャクシ。チュン君がジャンプすると合わせて同時にジャンプするため避けることができない最強の敵。

これらのモンスターをいかにうまく誘導するかがポイントとなる。ドアには複数の敵キャラクターを入れることができ、多いほど高得点となるため、モンスターをまとめるのがコツ。

ステージ内には時々ボーナスのフルーツや爆弾が現れる。爆弾は取るとミスになる。

コンティニューシステムがない。

シンプルだがやり込むほどに奥深さが増す秀逸な作品。

1985年(昭和60年)の出来事

・チョコレート菓子「ビックリマン」(ロッテ)の10代目「悪魔VS天使シール入り!」が発売され、大ブームに。

・セガ・エンタープライゼスから「セガ・マークⅢ」が発売。

『ドアドア』作品概要■

ジャンル アクション
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売元 エニックス
人数  1~2人

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