1988年7月20日『ヒットラーの復活 TOP SECRET』（カプコン）発売

画像はrakuten.co.jpより引用

29年前の今日7月20日は、『ヒットラーの復活 TOP SECRET』が発売された日。

『ヒットラーの復活 TOP SECRET』とは

1988年7月20日カプコンより発売されたファミリーコンピュータ向けの横スクロールアクションゲーム。1987年3月に稼働開始したアーケードゲーム『トップシークレット』が原作となっている。『戦場の狼』の主人公・スーパージョーを操作してステージクリアを目指す。

ストーリー

ナチスが実現できなかった”アルバトロス計画”を記した極秘文書が、ある男の手に渡った時からこの歴史は始まる。文書奪回のため派遣された英雄スーパー・ジョーは連絡を絶ち、救出に向かった部隊を卐マークの敵が向かえうつ。
部隊の1人ラッドは、無事ジョーを救出できるか？アルバトロス計画とは何か？
そして出没するヒットラーの幽霊の正体は？
今、何かが起ころうとしている・・・。

『ヒットラーの復活 TOP SECRET』パッケージより引用

ジャンプができないことが全く気にならないほどの爽快なワイヤーアクションが特徴。アーケード版『トップシークレット』のワイヤーアクションを改善して、本作ではワイヤージャンプ中の再度のワイヤーの使用および銃の発砲が可能となっており、さらに快適になった。後の、『海腹川背』（TNNから発売）や、『Just Cause』シリーズ（初代は2006年にエレクトロニック・アーツから発売）などのワイヤーアクションに通じる先駆け的作品となった。

面開始前に武器やアクセサリーが選択可能。

マップの中には「中立エリア」と呼ばれるステージが存在し、人々と会話をすることで情報やアイテムが入手できる。戦闘がないエリアとなっているため敵味方が争わずに存在しているが、1発でも発砲してしまうとスクランブルが鳴り、無数の兵士が追いかけて来る。

ライフ制となっており、1発の攻撃ではミスにならない。

乱入ステージで大型敵を倒すと残す「勲章」を入手することで、コンティニューができるようになる。勲章1つにつきコンティニュー1回補充となる。

諸外国はナチスに関する規制から、ヒットラーが「マスターD」という架空の人物に変更され、デモ画面やステージ各所に描かれているハーケンクロイツも鳥をモチーフにしたオリジナルのマークに変わっている。

2009年6月25日にカプコンよりXbox 360、PS3にて、ゲームシステムや世界観を引き継いだオリジナル作品として『バイオニックコマンドー』が発売された。