2012年7月28日「ニンテンドー3DS LL」(任天堂)発売
画像は価格.comより引用
5年前の今日7月28日は、「ニンテンドー3DS LL」が発売された日。
「ニンテンドー3DS LL」とは
2012年7月28日に任天堂より発売された携帯型ゲーム機。ニンテンドーDSシリーズを後継する携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」よりも約1.9倍大きな画面になったもの。
従来よりの「もっと画面が大きなニンテンドー3DSが欲しい」という要望に応える形で、サイズバリエーションモデルとして発表された。
上画面は4.88インチで、従来の3.53インチと比較すると面積比で90%アップ。これによって、より迫力ある3D映像でゲームを楽しむことができるようになった。ハード外装に占める画面の大きさも大きくなり、額縁部分が狭い、モダンなルックスになった。下画面は4.18インチで、従来の3.02インチから上画面と同じ比率で大型化している。
画面を大きくするとその分、より広い面積を明るくする必要があるため、バックライトの消費電力面で不利な面も懸念されたが、サイズアップによる電池容量の増大も可能だったため、今までよりもバッテリー持続時間も少し長くすることが実現。
この後のソフトのダウンロード販売に備え、同梱のSDカードの容量は、従来の2ギガバイトから4ギガバイトに増やされた。
ハードをできるだけ安く販売するため、任天堂の携帯型ハードとしては初めてACアダプターを同梱せず、別売りとした。ニンテンドーDSi、ニンテンドーDSi LL、ニンテンドー3DSを持っていれば、そのACアダプターをそのまま使用できると説明された。価格は税込18,900円。
『New スーパーマリオブラザーズ 2』『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング』と共に販売された。
ニンテンドー3DSと比較すると、SELECT、HOME、STARTボタンが独立したボタンとなった他、電源ボタンが本体と同じ高さになったため、誤って押すことでゲームが終了してしまう事態が回避されるよう改善。3DスライドスイッチのOFF時の固定機能。液晶の角度の固定が一段階増加。タッチペンの収納場所が後ろから横に移動。
ニンテンドー3DS LLの登場は、携帯ゲーム機は小さい方がいいという概念そのものを覆した。ゲームをより幅広い層に楽しんでもらえるようにという任天堂のユーザーへの姿勢がここによく表れていると言える。
■『ニンテンドー3DS LL』作品概要■
ジャンル | 携帯ゲーム機 |
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対応メディア | ニンテンドー3DSカード ニンテンドーDSカード ニンテンドーDSi専用カード |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
2012年(平成24年)の出来事
・格安航空会社ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンが初就航。
・11月8日、任天堂より『とびだせ どうぶつの森』(ニンテンドー3DS)発売。