公式イベント「DISSIDIA FINAL FANTASY ヴァリアントストライク3」をレポート!マーテリア陣営とスピリタス陣営の2つに分かれての団体戦、第3弾。STORIA限定特別称号はどちらの陣営に!?

公式イベント「DISSIDIA FINAL FANTASY ヴァリアントストライク3」(2017年8月19日開催)

2017年8月19日に池袋のシアターカフェ&ダイニング「STORIA」にて、公式イベント「DISSIDIA FINAL FANTASY ヴァリアントストライク3」が開催された。このイベントはマーテリア陣営とスピリタス陣営の2つに分かれての団体戦で、今回は第3弾の開催。ソロでの応募のみとなっており、受付でのくじ引きにてその場で陣営が決まる仕組み。勝者陣営にはSTORIAでしか手に入らない特別称号が付与される。称号には今回から日付が刻印されることになった。

大会は昼の第一部と夜の第二部に分けて行われた。まずは第一部の「ランク制限なし ヴァリアントストライク~女子祭り~」の模様をお届け!

第一部 ヴァリアントストライク~女子祭り~

▲MC:七緒はるひさん、MCアシスタント/実況:芦澤佳純さん、ゲストコメンテーター:河合リヱさん(ファミ通編集部)、鯨岡武生さん(ディレクター)

シアターカフェ&ダイニング「STORIA」は、食事をしながらゲームを観戦して仲間と一緒に盛り上がることをコンセプトとしたイタリアン中心の飲食店。この日も出演者・大会参加者共に飲食をしながら和気あいあいと会が進行。STORIAのロゴの札を挙げると店員がオーダーを取りに来てくれる。

▲勝者陣営に付与される特別称号

まずはルール説明から。

【ルール】
■マーテリア陣営/スピリタス陣営の2つの陣営にわかれる8パーティVS 8パーティの団体戦。
■各試合2ラウンド行い、陣営全員の獲得ポイントの総合計で勝敗を決する。
■1試合ごとにキャラクター・EXスキルは自由に変更可能。


▲即席で決めたとは思えないバランスのいいパーティで1戦目がスタート。会場からは「コアコア」コールが響くなど声援もアツイ。

▲まずはマーテリア側がラムウの召喚に成功。

▲スピリタス側もシヴァを召喚し巻き返しを図る。

▲シヴァは度々登場。

▲タワーレーザー3枚抜きに会場が沸いた!

▲中間発表ではスピリタス陣営24694pt、マーテリア陣営27606ptでマーテリア陣営が優勢。

大会モードは、勝敗がつかなかった場合はポイントで勝敗が決まる。


▲ニコ生コメントで要望があった新キャラ、2日前に先行解放されたばかりのジェクトが登場する場面も。

A~Hまでの試合が全て終わり、集計中に鯨岡ディレクターへの質問コーナーを開催。

Q:公式プレイヤー称号やヴァリアントストライクの称号など面白いコンセプトの称号がいくつかあるかと思います。どのように考えているのでしょうか?

A:公式オンライン大会や今回のヴァリアントストライクなどのイベントのものなどは、運営担当の女性スタッフが考えています。バトル系やミッション系称号はテーマが決まっていて、キャラクターのバトルのコンセプトに合わせて作ったり、原作のストーリーの中でそのキャラクターがどういったところに行き着くのかというのをベースにしています。

500勝称号は、100勝称号の上を作りたいという時に、「レコードキーパー」からドットキャラクターを拝借してきて、そこにコーエーテクモさんにエフェクトや効果を付けてもらって、文言についてはそのキャラクターをイメージしたものではありますが、レコードキーパーのイベント名に付いているかっこいいタイトルを指して、ああいうのを付けてとお願いしました。

Q:今後、DISSIDIAのタイトルにナンバリングやサブタイトルがつくような規模の大型のアップデートは予定していますでしょうか?

A:稼働から一年くらいで家庭用を出して、その半年後から一年後にアーケードの2を出して、という予定だったのですが、まだ実現していないのが現状です。2やサブタイトルが付くときに何を変えるかというところで、どこかでリフレッシュというか大きくバージョンアップしないと煮詰まっていってしまって、新規の人も入りずらくなってしまい、人が抜けて行ってしまうということもあり得るので、何かしらの新しい物の提供はやりたいなと思っています。

Q:女性限定のイベントはまたやりますか?どうしても男性プレイヤーが多いので女性プレイヤーとも交流したいです。

これ対して会場から拍手が!

A:次が決まっているわけではないのですが、こういう機会にこれだけ多くの方が応募してくれることは実感しましたし、ディシディアはアーケードの中でも女性ユーザーが多いタイトルだと思っているので、やりたいとは思っています。

Q:マーテリアとスピリタスはプレイヤーとして使用することはできないのでしょうか?

A:みなさんもご存知の通り、一人は剣を一人は杖を持っていて、そのまま戦っていてもおかしくはない見た目なので、作れなくはないと思います。元々、野村には「戦うようにしようとするとある程度制約がかかるので、戦えなくてもいいの?」と話をされて「大丈夫です」と言ったのだけど、結果戦えるようなデザインで描いてもらえたのでできるのですが、ナンバリングキャラを出すのが先かなとは思います。それと、神様が弱いな、となってしまうと神様の威厳がなくなってしまうのでというのもあります(笑)。

Q:バッツの踊り子のモーションは、くるくる回る所が原作通りでとても可愛いです。バレエのモーションとかでしょうか?

A:正にテーマはバレエです。くるくる回ったり、両足を横に広げて飛びかかるところとか、そのままバレエをテーマにしています。これはモーションを作成するコーエーテクモの担当の方がアイディアを出してくれたものです。

Q:初心者向けのイベントも開催してほしいです・・・

A:電撃さんでやるみたいですよ!(芦澤さん)

Q:2周年に向けて何かイベントはありますか?

A:昨年はうちの社屋のラウンジに筐体を18台置いて、応募制ではあったのですが、計二日間で6ブロックくらい、一日100人くらい呼んだかな。専用の称号も用意して。地方の方には参加しにくかったかなと申し訳なかったのですが・・・。今回も何かしらできたらいいなという話はしているので、決まり次第みなさんにお伝えできればと思いますし、ゲーム内アイテムもインパクトのあるものを出せないかなと開発と話はしていて、準備は進めています。

質問コーナーを終え、ここで集計結果の発表となった。

▲結果は、スピリタス陣営48170pt、マーテリア陣営60294pt。マーテリア陣営の勝利となった。

勝利したマーテリア陣営の方々には、称号メカニカルマテリアル2017年8月19日付が付与された。


▲ここで出会った縁を今後遊ぶ時に活かしてもらえれば運営としてもうれしいとの鯨岡ディレクターの言葉で第一部が終了!

女子はキャラクター愛が強いプレイヤーが多い印象だった。解説席の声が届かないほどの歓声・声援で、女性ならではの盛り上がり方と熱気に包まれた第一部だった。

第二部 ヴァリアントストライク~男子祭り~

第二部は男子祭り。第一部とはまた違った雰囲気に包まれる会場。

▲MC/実況:ブンブン丸さん、ゲストコメンテーター:ランズベリーアーサーさん、ゲストコメンテーター:しんのすけさん(ファミ通編集部)、鯨岡武生さん(ディレクター)

▲フレンチトーストを食べながら。

▲トリプルスコール(笑)

▲スコア1800超えが3つ並ぶという試合も。

▲ダブルライオットソードが決まりWIN。

▲最終戦は2枚抜きで勝敗が決まった。

集計中に再び鯨岡ディレクターへの質問コーナーが設けられた。

Q:HP技の追加はいつかは行われるのですか!?

A:元々どこかのアップデートで入れようかなとは考えていたのですが、このゲームの遊び方がユーザーさんにも根付いてきた中で5つ目を足した時に、全く使われないか、それ一択になるかどうだろうと。そのキャラクターの象徴的な超必殺技にあたるものが多いと思うので、どういうバランスで追加するかが正直難しいなと。追加する気は当然あるのですが、もしかしたらHP技という形ではないかもしれません。エンド・オブ・ハートやエース・オブ・ザ・ブリッツなどに関しては、いつかみなさんのところには届けたいなと考えてはいます。

Q:召喚獣の選択を多数決ではなく、3人の中から1人が選んだ召喚獣が選ばれるようになるとありがたいのですが。。。

A:(その場で同意の方に挙手を求めると一人という結果に・・・)そこは暫くは多数決かなと。

Q:デュオデシムのように、カオスキャラクターを使用した際、勝利BGMがカオスver.になったら嬉しいです!

A:PSP版ではそうなっていましたからね。本当に今週、発注しました(笑)。少なくとも家庭用のタイミングまでには追加できたらいいなと思っています。

Q:家庭版のDFFNTについて、1:1の対戦が可能とのことですが、その場合3:3と同じキャラ仕様だとより相性差が生じてしまうと思います。どのように対応するのか伺いたいです!

A:そもそもこのゲームは3:3で面白く遊んでもらえるようにチューニングはしているつもりなので、基本はそう遊んでほしいというのは家庭用も変わらないです。ただ家庭用においてのみなさんの自由度として、1:1や1:3などの遊び方もできるようにしようと思って作っているところです。あくまで遊び方の選択肢として用意はしますが、メインとしては3:3で遊んでもらいたいなというところはあります。

Q:キャラ調整の仕方を見直した方が良いと思いますがどうですか?

A:一生懸命やってはいるのですが、当然みなさんの満足のいく環境にならないこともしばしばあるところで、それを常に日々反省しながらやっています。うまい人の意見もネット上で聞いたりしますし、社内にもクリスタルのクラスでやっている者もいるので、そういう人たちのテストプレイなども含めて話し合いながらやってはいます。ただ、うまい人が調整もうまいかとなるとまた違って。徐々に意見や環境での手ごたえなどを見ながら合わせていくのが僕らの役目なのでやっていきます。

質問コーナーを終え、集計結果の発表。

▲スピリタス陣営65741pt。マーテリア陣営55761pt。スピリタス陣営の勝利!勝利チームには2017年8月19日付のストレイトスピリットの称号が付与された。

最後に鯨岡ディレクターから一言。

「ディシディアも家庭用が発表されましたが、まずはアーケードの方にキャラをガンガン追加していって、今年中にもうちょっとサプライズを入れ込めるんじゃないかなと思っています。なので家庭用が出るからといってゲームセンターから遠のかず足を運んでほしいです。家庭用でユーザーさんの数は増えるのは間違いないと思うので、ぜひ新しく入ってくる方たちを見かけたら、みなさんの輪の中に入れてもらって教えてあげるのも、今後ディシディアが盛り上がっていくためにも大事なことかなと思うので、ぜひご協力いただけるとうれしいです。」

家庭用の発売も控え、今後ますます盛り上がっていく予感の「DISSIDIA FINAL FANTASY 」。次回のヴァリアントストライクもお楽しみに!

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