1992年7月24日『サイバリオン』(東芝EMI)発売

画像はAmazon.co.jpより引用

25年前の今日7月24日は、『サイバリオン』が発売された日

『サイバリオン』とは

1988年にタイトーから発売されたアーケードゲームで、1992年7月24日に東芝EMIよりスーパーファミコン版が発売されたアクションゲーム。

アーケード版が稼働した当時は、パターン化による攻略が主流となっていた中で、シナリオやマップがランダムで変化する脱パターンという珍しいコンセプトが話題となった。

アーケード版では、トラックボールと呼ばれる、固定されたボールを指で回転させて操作する操作機器と、1ボタン(ファイア)でドラゴン型戦闘兵器『サイバリオン』を操作する。スーパーファミコン版ではトラックボールが存在しないため、トラックボールの特徴であった滑らかな回転の動きが劣化してしまった感がある。

ゲーム開始時に、遊び方を学びつつプレイができる「基礎編」と、遊ぶたびにシナリオやコース、サウンド等が変わり、ボーナス得点が2倍の「実戦編」と、制限時間内に高得点を狙う「タイムアタック」から選択できる。この実戦編にあるような、ランダム式マップを採用しているという点が本作の大きな特徴となっている。ローグライクゲームのようにマップが自動生成され、ステージ間に表示されるストーリーも一定の条件に応じて変化する。エンディングはハッピーエンドからバッドエンドまで多種多彩に存在する。

また、アーケード版ではサウンドプロデュースは小倉久佳氏、コンポーザーは渡部恭久氏が担当しており、当時音楽経験が全くなかった渡部恭久氏のデビュー作と言われている。スーパーファミコン版では、すぎやまこういち氏監修の下、松尾早人氏が新たに作曲したBGMに総入れ替えとなっている。

サイバリオンを操作し、ゴールのボスを倒せば1面クリアとなる。ボタンで放射される火炎攻撃で敵や弾を攻撃。ボタンを押しっぱなしにしていると画面下に表示されているFIREゲージが減少していき、火炎の射程が短く威力も低くなっていき、やがて全く出なくなる。ボタンを離せば火力が回復していく。また、速く動くと早く溜まる。

シナリオ分岐によっては、1986年にタイトーが発売したアーケードゲーム『ダライアス』の主人公機シルバーホークによく似た「ゴールドホーク」が登場するなど、『ダライアス』とは世界観に繋がりがある。

1922年(平成4年)の出来事

・バルセロナ五輪で14歳の岩崎恭子氏が金メダル獲得。

・アトラスより『真・女神転生』(スーパーファミコン)発売。

『サイバリオン』作品概要■

ジャンル アクション
対応機種 スーパーファミコン
発売元 東芝EMI
人数  1人

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